パリ万博1867、大阪万博1970、大阪万博2025は、大阪で世界旅行気分!
【行ってきました大阪万博!大興奮でした!】
前評判の低さとは裏腹に、大いに沸いている大阪万博。
私も先日行ってきましたよ!
前回行った万博は、EXPO70(1970年)記憶もおぼろげな5歳の頃。
「こんにちは〜こんにちは〜世界の国から〜
こんにちは〜こんにちは〜握手をしよう〜」
この歌が毎日テレビから流れていました。
日本全土が日本の復興と好景気に沸き、一億総中流、
みんなが平等に豊かさを実感できる希望に溢れた日本で開催され、
77カ国が参加。
その入場者数は累計で、なんと6700万人!
https://taiyounotou-expo70.jp/about/expo70/ (←太陽の塔オフィシャルサイト)
当時の日本の人口は
約1億400万人(1970国勢調査)
なんとびっくり!海外の方の数も入っていますが、それを引いても、
日本人の半数が万博に訪れたことになりますね!
うちの家族四人もそのうちに入っているんだなあ。
【EXPO70の魅力はわかりやすかった】
これほど万博がみんなを惹き付けた70年の万博の私の記憶は、
アポロが持って帰った月の石があったらしい!
人間洗濯機、見たかったなあ。
コンパニオンさんの実にスタイリッシュな制服かわいいなあ。
5歳の私でもその光景は目に、心に焼き付いています。
でも会場はとにかくすごい人で、人気のパビリオンに並んで入るのは大変だったようです。
小さな子供連れの我が家は、そんな行列に並ぶこともなく、
多分あまり並ばずに入れたタイのパビリオンに入って、カレーを食べました。
そのカレーは、パサパサした少し匂いのあるお米で、子供の口にはなんとも言えないカルチャーショック。
兄と私の共通の「あのマズいカレーを食べた」思い出の話になります。
(大人になった今では、タイ米と日本米の違いは知っているので、違う文化の味ってわかります)
でもそれも今では、当時の子供だった私が海外に触れた経験として、懐かしくも面白く、心に残っているのでした。
味覚や嗅覚って、記憶に残るものなんだなあ。
【太陽の塔の中は、今でも斬新で衝撃的!】
その万博のメインパビリオンの一つ、太陽の塔に、2年前に初めて入りました。
この中はこんなにすごい展示になっていたんだという衝撃と、あの時代にこれを作った岡本太郎という天才の、
ものすごいスケールの作品に触れて、私の芸術心も爆発しました!
「芸術は爆発だ!」
そして
「芸術は呪術である」
岡本太郎氏
なるほど、だからこの芸術という呪術からは逃れられない訳ね。
【1900年パリ万博のメイン会場グラン・パレは実に美しかった】
それはそうと、私は2月にパリに行きまして、以前から行きたかった、
1900年のパリ万博の時に建設されたグラン・パレに行きました!
今やフランスのシンボルとなったエッフェル塔も、この万博のために建設されたものです。
グラン・パレは鉄骨なのに、アール・デコの美しいレースのような装飾が施してある曲線の芸術はさすがパリ!
そしてこのパリ万博に出展した日本の美しい芸術品は大変話題を呼び、ジャポニズムという一大ブームを起こし、ゴッホなの芸術家がこぞって日本がを真似て描いたり、扇子が流行したりしました。
遠く離れた異国の小国が知られることになったこの万博のことは、歴史の舞台ではよく取り上げられていますね。
【半世紀に一度っきり!万博に行かないなんて勿体無い!】
これまでの長い歴史の中で、国の威信をかけて開催されてきた万国博覧会。
世界がインターネットで繋がるようになった今、かつてのような盛り上がりはありませんが、
それでも、万博が日本で開催かれる機会は、半世紀に一回しかない訳ですよ!
オリンピックよりも少ない機会かもしれないんです。
世界旅行に出ることはなかなかできませんが、今、世界が日本に来ているんですよ!
生きている間に絶対にいくことのないような、その名前を聞いたことさえほとんどなかったようなあの国が、今やっていること、これからやろうとしている未来の理想の姿を、各国が展示している訳ですよ!
世界は常に動き、小国はITやテクノロジーに力を入れている国がたくさんあります。
その今と未来を見せてくれる、世界に行かなくても、今大阪に来てくれている世界を、見ずに終わるのは勿体無いですよ〜!!!
【鉄骨とは違い、儚い木造の巨大建築は、今しか見れないのです】
この万博の一番の見どころは、大屋根リング。
圧巻の木造巨大建築物は、これを見るだけでも価値があると思わせてくれます。
万博後は取り壊してしまうらしいので、本当にもったいないなあと思いますが、
それも日本の文化、木造という建築物の、ある意味宿命です。
でもしばらくは残すんじゃないかなあ、とは思っていますが・・。
だからせめて、「あの大屋根リングを見た、すごかった!」と後の世代に言える人になりたい!
私は、ずっと行きたいと思いながら、やっと先日行った訳ですが、通期パスを持って10回以上通ってスタンプラリー全部制覇している、結構な数の強者の方々や
「万博推し活」(その発想、素敵!)を楽しんでいる方たちの足元にも及びませんが、
一回行ったら、また絶対行きたいと思う場所でした。
パビリオンに入れなくても、それぞれの国が趣向を凝らした美しい外観も見る価値があります。
並べば入れるパビリオンもたくさんあるし、
小さな国がたくさん集まって展示されている、コモンズという展示館もあります。
そこはたいして並ばなくてもいいし、各国のスタンプがあるので、子供達はスタンプがたくさん押せるので大喜びです。
(大人の私も大喜びでスタンプラリーしました)
【当然ですが、1日ではとてもとても周りきれません】
会場に9時入場予約して、夜の7時半まで一人でウロつきましたが、7時半からの夜のウオーターショーやドローンショーを見ると帰れなくなるので、泣く泣く会場を後にしました。
次回は夜間入場のチケットを買って、夜泊まるという方法を取りたいと思っています。
そしてぜひ、会場でみんながうちわに貼っていた「辻さん 万博地図」を検索して、地図をダウンロードして持っていくことをお勧めします!!
辻さんは、一枚に余すところなく必要な情報を盛り込んでいる、天才的な非公式の地図を作ってくれています。
世の中には奇特な天才がいらっしゃるもんですねえ。
きっとこの方、この後人気デザイナーになりますね。
今回は、大阪万博に行った、その感動を、これまでの三つの万博への想いと共に綴ってみました。
【しっかり遊んだら、ビシバシ働こう!】
さあ、遊んだ後は(前も)仕事仕事!
昨日はここ3ヶ月かかって制作したクライアントさんの作品を納品しました。
東京丸の内の、とあるカウンセリングルーム様よりご依頼の動画(約4分)です。
とてもとても感激してくださり、何度も感謝の言葉をくださり、
クリエイター冥利に尽きるというものです。
こんなに喜んでいただけるお絵かきクリエイターという仕事、
簡単ではないですが、とてもやりがいがあります。
次回はそちらの制作秘話😆などをアップいたします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは
🌟🌟🌟🌟🌟🌟
お絵かきクリエイターやまのみのり
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